妻の不機嫌やイライラに耐えられない!良くするアイデアを紹介します。
妻の不機嫌やイライラに上手に対処する方法を探している方は以外とたくさんいるのではないでしょうか。
とにかく耐えるしかないのでしょうか。
今回は解決のためのヒントを書いてみました。
内容は、コミュニケーションの方法、自分のスタンスや関わり方、感情的な問題の対処についてなどです。
家庭支援、パートナーシップの支援を長く続けている臨床心理士が紹介します。すぐにできるヒントもたくさん書きました。ぜひ最後までご覧ください。
不機嫌やイライラするときの妻のことをよくみてみる
どんな時に妻は不機嫌になり、イライラするのでしょうか。
妻のことをよく見ることでパターンが分かってくるはずです。
応用行動分析という手法があります。発達障害の子どものケースで多く活用されていますが、どんな人にも活かすことができます。私に限っていうと自分のストレス対処にもこの考え方を活かしています。
行動を分析して、その要因や理由を理解して、環境や関わり方を調整します。結果として、適切な行動を促していく手法です。行動療法の一つで広く活用されています。
「妻の不機嫌は理由がないんです。」
「なんでイライラしてるのか分かりません。」
そんな声が聞こえてきそうですね。
もちろんそんな場合もあるでしょう。しかし、よくみていくと何か対応のヒントになることが分かってくると思います。
忍耐が必要ですが、一回で終わらずに、出来るだけ長く観察してみてください。
イライラや不機嫌について妻と話し合う
イライラしてることや不機嫌であることに妻はどれだけ自覚があると思いますか?
ほとんどの場合、はっきりと自覚していて、しかもその状態をなんとかしたいと思っているはずです。
上から目線ではなく、対等なパートナーシップの一つとして、助けになりたいことを申し出てみてください。
タイミングはとても大切です。冷静でいて、笑って話せる場とタイミングを用意しましょう。
話す際、もしタイミングがよくなかったり、話している中で悪い方向にいきそうなら仕切り直してもいいでしょう。一度で済まそうと思わずに、気長にことをみていくと良いと思います。
そのためにも話の切り口が複数あるといいでしょう。
- 「イライラを抑える」
- 「楽しい状態を維持する」
- 「理想的なパートナーシップを持ちたい」
- 「子どもへの影響」
- 「将来的なの望む生活」
- 「健康を保つという視点」
などなど。このようなことを実践するために、話をしたいということを伝えてみます。
話し合うことはとっても大切です。良い関係性の維持は良いコミュニケーションの積み重ねです。
不機嫌やイライラの対処行動を事前に用意しておく
もし、不機嫌やイライラがあったらどうするかの具体的な方法を決めておきましょう。
行動の選択肢は複数あるといいですね。
一番大事だと思う一つの行動をご紹介しようと思います。
とにかく今以上に悪くならないようにする対処行動です。
具体的には、意識して距離をとること、その場から離れることです。
散歩にいくとかもいいでしょうし、相手が一人になるためのパターンを複数用意しましょう。
その中で一番いい方法を模索してみましょう。
自分のイライラに向き合い、落ち着かせる
妻の不機嫌やイライラに影響を受けるのは身近にいる家族や子どもです。
そのことで影響されて自分の状態が落ち着かなくなることもたくさんあるでしょう。
自分の感情のゆれをしっかり安定させることが対処のためにとても大切だと思います。
しかし、これがなかなか難しい面もあります。
感情は自然と出てくるもので、コントロールできるものではありません。
感情を安定させる方法については、こちらの記事も参考になります。
ぜひご覧ください。
感情とは?感情に揺さぶられずに上手に対処するためのヒント
感情に気づき、見つめることで、感情を活用する準備を整える
感情を活用して毎日を充実させる方法
対処行動を妻にもお願いしておく
自分だけではなく、ぜひ妻にも対処行動をお願いしておきましょう。
何ができるのかを事前に話し合えると一番いいですが、少なくとも回避行動はお願いできると思います。
二人で協力するというスタンスと姿勢を常に持ち続けましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
平穏で安定した家庭生活を送りたいために、パートナーと協力しながら自分たちにあう方法を探していきましょう。
手遅れにならないうちに早いタイミングで対策しておくことが大切です。
もし大変さを感じているのであれば、一人で悩まずにカウンセリングをご活用ください。思わぬ解決のきっかけが手に入るかもしれません。
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