夫婦喧嘩の仲直りに効果がある方法10選(後編)
夫婦喧嘩の仲直りに効果がある方法をご紹介します。前編では、おはようのあいさつやプレゼントなどのちょっとした工夫や方法をお伝えしました。後編はもっと直接的、本質的な視点で考えていこうと思います。
夫婦喧嘩の仲直り
仲直りのためには、自分の非を認めて、はっきりと言葉で、謝るという王道の方法があります。
ただ、分かってはいても、なかなか素直に謝れないものです。
そこで、謝り方についての工夫や方法について少し考えてみました。
夫婦喧嘩の仲直りの手紙
手紙で気持ちを伝える
直接仲直りしたいことや悪いと思っていることを謝ることが一番いいかもしれませんが、素直になることはなかなかハードルが高いことは先に話した通りです。
そこで、手紙を書いてみるのはいかがでしょうか。
直筆であることで気持ちや誠意が伝わりやすいということもあるでしょう。
手紙ほどたいそうなものでなくて、ちょっとしたメモやカードのようなものでも気持ちが伝わると思います。
でも、この時代、なかなか手紙というのもハードルが高いように感じます。
そこで、次の夫婦喧嘩の仲直りの方法もおすすめです。
夫婦喧嘩の仲直りのメール
メールやLINEはハードルが低い
メールだと直接謝ることや手紙と比べてハードルは低くなるのではないでしょうか。
LINEで気持ちを伝えるのもいいですね。
注意しないといけないのは、ハードルが下がる分、相手も言いたいことを言ってきやすいことです。
主張が食い違うことも多いですが、コミュニケーションがとれるチャンスだと捉えて、「大事なことだからLINEではなくて直接話そう。」と、話す機会をつくるきっかけにもなると思います。
また、謝り方に関するとても参考になる書籍があります。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
次に夫婦喧嘩の仲直りの方法8つ目はこちらです。
夫婦喧嘩の仲直りのためのコミュニケーション法
感情を理解しあうコミュニケーション
コミュニケーションの方法を改善することで、すぐさま、仲直りができるわけではありませんが、これからのことを考えると、ぜひ改善しておきたいものです。
コミュニケーション法として、I(アイ)メッセージやアサーションなどの考え方が参考になりますが、もっと本質的なコミュニケーションについてお伝えしたいと思います。
それは感情を理解しようとするコミュニケーションです。
相手が何を思っているのか、何を感じているのか、に注意を払います。
ときに、確認してもいいでしょう。
「こう思ってる?」
「こう感じている?」
というように、感情を確認しながら、お話をすすめてみてください。
コミュニケーションの質が劇的に変化すると思います。
次に夫婦喧嘩の仲直りの方法9つ目はこちらです。
夫婦喧嘩の仲直りのための感情調整法
感情に注目したコミュニケーションの次は、自分の感情調整についての方法です。
夫婦喧嘩の仲直り前編の1つ目に、「自分の気持ちを落ち着かせる」という項目がありました。
これも感情調整の一つですが、もっと広い意味で、さまざまな感情について生産的に処理していくという意味で、この感情調整という言葉を使っています。
感情調整については別の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。(https://japan-counseling.com/category/emotions/)
最後に夫婦喧嘩の仲直りの方法10こ目はこちらです。
夫婦喧嘩の仲直りのための相手の感情をくむ方法
自分の感情調整に取り組みつつ、相手の感情にも思いをはせる
コミュニケーションのところでもお話したように、感情を分かろうとして、感情を確認しながら、コミュニケーションをとることは大切です。
そして「相手の感情をくむ」は、相手の感情を理解した上でのコミュニケーションを意味します。
「あなたはこう感じていたんだね、私はこう感じているよ、じゃあこれからどうする?」
お互いの気持ちを理解しあい、尊重して、その先にある二人だけの最適解を、おだやかであたたかなコミュニケーションの中で探していきます。
自分で書いていて、これってめちゃくちゃ難しいな〜と思うのですが、努力すればできることだと思います。
夫婦喧嘩の仲直りができない場合
関係性は自分一人では完結しません。相手あってのことなので、相手次第では、仲直りすることができないこともあります。
そんなときは、自分を安定した状態にたもちつつ、相手を見守っていくしかないでしょう。
できることをやって、自分がコントロールできないことは手放す、という考え方が役に立つと思います。
そのためには、自分ができることとできないことを明確に区別して、分かったおくことが大切です。
夫婦喧嘩で仲直りしたくないときは
なぜ仲直りしたくないかを考えてみてください。
- 仲直りしたくない理由
- 相手への怒りが強すぎる
- 悲しみが深すぎて、相手を許すことができない
- 自分が負けた気がして鼻持ちならない
いろいろと理由はあると思います。
実は、これらは、すべて自分の感情の問題です。
自分がどんな感情を持っているのかをしっかり感じ、理解し、意味づけすることができれば、仲直りに一歩近づくことができると思います。
しかし、「何が何でも仲直りしないといけないの?」と問われると、決してそうともいえません。
自分にとって本当に大切な何かを壊されたり、侵害されたときは、許せない気持ちがでてきて当然です。
時間が解決するわけではないのですが、冷静さを得るために少し時間を置くことも必要です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。夫婦関係やパートナーシップ改善の参考にしていただけると嬉しいです。
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