不安症/不安障害とは?症状・克服方法を解説 自分でできる対処法も紹介

2019年1月22日

不安症/不安障害について
不安症/不安障害について

不安症/不安障害の症状や治療法や家族の関わり方を紹介します。不安症/不安障害の症状が強いと、ストレスも多く、安定した日常生活が送れません。不安症/不安障害のための生活の中での対処法や工夫があります。心理学的な対処の方法を臨床心理士が紹介します。

不安症/不安障害とは

精神疾患の診断に使われるDSM-5では、全般性不安症、特定の恐怖症、社交不安症、パニック症などに分類しています。

症状 は以下のようなものがあります。

・どんなことにも不安を強く感じる
 将来の不安、人の視線や自分への評価に対する不安など
・特定の対象に対する恐怖や不安、
 電車や人ごみ・人前など
・特定の場所や状況で、動悸、息切れ、発汗、吐き気、などの発作が起きる

不安は未来に対しての思索です。不安そのものは自然な感情の一つで、適応的なものではあるのですが、程度が激しく日常生活に支障をきたす場合に、疾病・障害となります。

また特定の対象に対する恐怖は、過去の記憶やトラウマに紐づいていることがあります。

全般性不安症

仕事や学業など、多数の出来事に関して、過剰な不安と心配がある。落ち着きのなさや疲れやすさ、集中困難、筋肉の緊張、睡眠障害などが見られる。

特定の恐怖症

限局性恐怖症と言われ、特定の対象や状況への恐怖がある。動物(例えばクモ、犬、虫など)、自然環境(高所、嵐など)、状況(エレベーター、航空機、閉所など)。

社交不安症

人に見られたり、注目を浴びることへの恐怖や不安、人から否定的な評価を受けることの不安が強く、持続的で6ヶ月以上続くなど。

パニック症

予期しないパニック発作がおこる疾患です。パニック発作とは、動悸や心拍数の増加、発汗、震え、息切れ、窒息感、めまい、ふらつき、寒気、死ぬことへの恐怖などの症状が4つ以上でるものを指す。

不安症/不安障害の克服方法

薬物療法と心理社会的な治療法の大きく二つ

薬物療法と心理社会的な治療法の大きく二つに分類されます。

薬物療法は抗うつ薬や抗不安薬が多く用いられます。

抗不安薬にある依存リスクに注意しながら、医師とのコミュニケーションを蜜にとって、治療をすすめていきましょう。

心理社会的な療法としては、認知行動療法が主流でよく使われています。

人によってはカフェインの摂取を止めることで、不安やパニックがなくなったり、軽くなる方もいます。

日本不安症学会に、厚生労働省科学研究班作成の認知行動療法マニュアルがまとめられています。治療者用なので、一般の人には聞き慣れない言葉も多いかもしれませんが、詳しく知りたい方は見てみてください。

不安の背景にあるもの

その方の状態によってですが、私のカウンセリングでは、不安の背景についてじっくり見ていくことが多くあります。

なぜなら、不安にしっかり向き合っていくと、人生や生活を好転させるヒントがたくさん隠れていることが多くあるからです。また過去のトラウマや傷つき体験が原因にあることもあり、カウンセリングでプロセスしていくとで克服に向けた一歩を踏み出す方も多くいらっしゃいます。

もちろん、症状の程度にもよるので、医療機関による治療と平行したカウンセリングが必要な場合もあるでしょう。しかし、不安を感じるということは、決してマイナス面ばかりではないと考えています。

多くの方は、不安によって自分の背景にある価値観や考え方に気付けたり、自分の大切なものをよりはっきりと分かります。

不安については、以下の記事も参考にしてみてください。

不安と恐怖の感情のトレーニング(不安編)
https://japan-counseling.com/anxiety_training/

自分でできる対処法

自分でできる対処法は、緊張を和らげ、リラックスでの状態を作っていくことです。

これは一つのスキルなので、誰にでも習得できるものです。

呼吸法やグラウンディングが具体的なスキルとして有効です。
詳しくは以下の記事を参考にチャンレンジしてみてください。

呼吸でリラックス(呼吸法とグラウンディングとイメージワークの組み合わせ)
https://japan-counseling.com/breathing_relax/

おわりに

いかがでしたでしょうか。不安症の症状や治療法について紹介してきました。

カウンセリングでは、根本にある価値観や考え方に気付き、不安を和らげ、適応的な考え、行動ができるようにサポートをさせていただきます。

不安の元をたどっていくと、過去のトラウマティックな出来事が原因であることも多くあります。根本から解決するために、そのようなトラウマの克服をお手伝いしていきます。日本カウンセリングオフィスにぜひ一度、ご相談ください。

カウンセリングの予約は以下のフォームからお申し込みいただけます。