世界双極性障害デーフォーラムに行ってきた!

書くのが少し遅くなりましたが、先日、世界双極性障害デーフォーラムに参加してきました。会場は東京大学です。

世界双極性障害デーとは、毎年、3月30日に双極性障害が正しく理解される世の中になるようにと願いを込めて、定められたものです。

初めての参加でしたが、とても有意義な時間になりました。

フォーラムは、リワークプログラム創始者のNTT東日本関東病院の秋山剛部長の講演、また双極性障害の当事者であり歴史学者の與那覇潤さんの講演と、会場の質問に対して、日本うつ病学会双極性障害委員会委員長の加藤忠史先生と合わせてお三方が答えるという盛りだくさんの内容でした。

秋山先生のお話では、双極性障害の方は、発症前の職場適応は悪くなく、むしろ、過活動であることで評価されることが多い。また業務負荷が高くなっても、頑張って対応してしまうことで会社の評価は高いとのことを伺いました。

また、気分の波をコントロールできれば普通に生活できるし、そのコツがつかめれば難しくない病気との言葉に勇気づけられました。

そのためにも、早期の対応や主治医との二人三脚、周りのサポートをしっかり受けることなどの重要性をあらためて痛感しました。

與那覇先生の話もとてもおもしろく、興味深く聞くことができました。さすが、もと大学の先生。退屈しない様々な工夫が講演の中に散りばめられていました。

うつの状態やその時の感覚を生々しく、また分かりやすく説明いただき、大変興味深かったです。

「病気は患者のすべてではない、ほんの何%にしかすぎない。」という言葉もとても印象的なものでした。

まだまだ偏見もあるし、当事者や家族の方の苦労も多くある疾患ですが、私が臨床の現場で微力ながらできることはしっかりやっていこうと初心を振り返る時間になりとても有意義でした。