モラハラ夫・妻の考え方と行動の傾向。モラルハラスメントに対処するために知っておきたいこと。

夫や妻からモラハラを受けているかも、と気づいたらどうしたらいいか。一つは、モラハラ夫・妻がどのような考え方、行動傾向があるかを知るこです。モラルハラスメントに対処するためにぜひ知っておきましょう。客観的になるきっかけになると思います。

モラハラを受け続けると、自分を否定的に見たり、自分が持っている力を信じられるなくなります。そうならないためにも、考え方や行動傾向を知っておくことが役に立つと思います。

モラハラ夫・妻の考え方・行動
モラハラ夫・妻の考え方・行動

モラハラ夫・妻の考え方

まずは、モラハラ夫・妻の考え方を知っておきましょう。

0か100の思考

モラハラ夫・妻の考え方の傾向の一つとして、0か100かの思考スタイルがあげられます。とても偏った考え方で中庸・バランスとはかけ離れた位置にいます。

0か100の思考だと、柔軟性がなく、なんでもジャッジ・決めつける傾向があります。さらにそれを強要してくると、柔軟性のない、凝り固まったコミュニケーションしかとれなくなるでしょう。

居心地が悪く、のびのびと生活が送れなくなると思います。

私が正しくて、あなたは正しくない

モラハラ夫・妻は、自分が正しいと信じているため、その他のことを強く否定します。そのため、どれだけ対話を心がけても徒労に終わるこが多いでしょう。

このコミュニケーションが長年、継続されると、被害を受けている側は、自分が間違っていると信じてしまい、そこから抜け出すことが困難になります。

モラハラ夫・妻は不安を抱えている

モラハラ夫・妻は基本的に強い不安を抱えていることが多いでしょう。自分の存在を肯定するために、他者を否定したり攻撃したりする心性があると思います。

自分自身でもその不安に気づいていない可能性が高いです。その不安を指摘をしようものなら、強く否定し、場合によっては自分が被害者だというポジションをとることもあります。

モラハラ夫・妻の行動

次に、モラハラ夫・妻の行動やその傾向をみていきます。

被害者ポジションをとる

先にも出ましたが、自分を被害者だとするポジションから、自分を守ろうとすることがあります。

「何度言ってもあなたは分からない、私がこんなに頑張って言ってるのになんで分からないの」というような感じです。頑張っている私が報われないという被害者ポジションに立ち、相手をコントロールしようとします。

価値観を強要する

自分の価値観を絶対とし、それ以外を認めません。自分が持っている価値観を強要しようとします。多様な価値観があることを認めようとしないため、話が噛み合いません。

話をすり替える

モラハラ夫・妻はよく話をすり替えます。

例えば、現在の話から、突然、過去のことを持ち出して非難します。また、先にも書きましたが、「頑張って自分が伝えているのに、なんで分からないんだ?」というように話をすり替えて否定してきます。

ダブルバインド

ダブルバインドとは、相反する態度やメッセージを送ることです。相手は混乱し、どうすればいいか分からなくなります。何をしても怒られたり、否定されたりするので、力をどんどん失っていきます。

例えば、夕飯のおかず少ないと起こり、多く作ると多すぎると言って怒るとかが挙げられます。どっちにしても不正解で、何をしても文句を言われる状態です。

人格攻撃

最初は、行動を否定することから始まりますが、最終的には人格を攻撃してきます。行動を否定するばかりか、人格や存在そのものを否定することに行き着くので、攻撃を受ける方はとても苦しくなります。

「あなたのこの行動が良くない」から、「その行動をするあなたが良くない」と論理が飛躍しやすいことを事前に知っておきましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。モラハラの考え方や行動の傾向についてご紹介してきました。知ることで、客観的になれるし、対処のヒントにもできるしていただけたらと思います。

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