離婚の可能性が高まる妻と夫の言動

このコラムでは、離婚の可能性が高まる言動についてご紹介します。妻と夫で、それぞれ分けてみていきます。

知っていると、離婚を未然に防ぐことができるかもしれません。自分の言動のチェックリストとして参考にしてみてください。

結婚満足感は低下し続ける

結婚満足感は、結婚後10年以内に急速に低下し、その後じりじりと下がり続けます。まずは結婚満足感を下げる要因は何なのか?どんな対策があるのか?ぜひそのことを学んでいきましょう。

離婚しやすい性格傾向

神経質傾向が高いと離婚可能性が高まる

神経質傾向とは、不安や恐怖などのネガティブな感情に強く反応しやすい傾向のことです。神経質傾向が高いと、結婚生活に不満を感じる可能性が高くなり、離婚の危険性も高くなることが知られています。

外向性の高さが離婚可能性を高める

外向性とは、ポジティブな感情への反応性の強さを表します。外向性が高いと、お金、名声、成功、恋愛などを求める傾向があり、結婚後もそれは変わりません。強く異性を求めることが多くなり、浮気や不倫に発展することで、離婚可能性が高まる可能性があります。

自分の性格傾向を客観的に知るプログラムを用意しています。自分の性格を知って、その理解を深め、対策を知っておくことは結婚生活にとても有益です。気になる方は、ぜひ受けてみてください。
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その他の離婚可能性を高めること

若い結婚
できちゃった結婚
同棲してからの結婚
収入の低さ
夫の自分勝手なレジャーや趣味
性生活の不満
家事に関する不平等感の高さ
両親が離婚している

以上のような事実があると離婚の可能性が高いことが知られています。

離婚の可能性が高まる妻の言動

過去の話を繰り返すと離婚可能性が高まる

喧嘩のたびに、過去の話を繰り返す傾向が、男性より女性が高いそうなんです。一方で、結婚生活について、妻が話し合いを求め、夫は話し合いを避けるケースも多くあり、その理由が、「以前の話を繰り返す」であると推測できます。

逆に夫が話し合いを求め、妻が避けるケースでは、夫の暴力に結び付きやすいと言われています。

もし当てはまるようなら、自分の言葉に注意をはらう必要がありますね。

負の感情をあらわにすると離婚可能性が高まる

妻が負の感情をあらわにすると離婚可能性が高まります。妻の敵意的な感情は結婚生活を終わりにするリスクをはらんでいることを知っておきましょう。これは夫が負の感情をあらわにするよりも顕著なようです。

伝統的な性役割感を持たない働く妻

伝統的な性役割感を持たない働く妻は、不平等感を持ちやすく、離婚しやすいと言われています。自分の性役割感や結婚観について、理解し、自覚することが役に立ちそうですね。

離婚の可能性が高まる夫の言動

話し合いを避けること

妻の話し合いを求める要求に夫が答えずに避けることは離婚可能性を高めます。

夫の自分勝手なレジャー活動

夫のレジャー活動が離婚を招きやすいと言われるとどう感じますか?

夫が自由にレジャーを楽しむことを妻は良しとしないことがいくつかの研究で示されています。

男性からすると不公平に感じるかもしれませんが、妻の趣味に合わせることが結婚生活を継続するコツのようです。

お金を稼ぐことの大切さ

やっぱりお金を稼ぐことは、離婚を防ぐ観点からも大切なようです。幸せはお金で買うことはできないかもしれませんが、安心して生活できるお金は、離婚を防ぐためにとても大切なものです。

離婚を未然に防ぐためのコツ

離婚を防ぐためのコツがあります。二人に降りかかるストレスへの対処という視点が役に立ちます。

さまざまなストレス対処法がありますが、有効な方法をいくつかご紹介しようと思います。

①共感し、理解しようとする

パートナーを肯定的に受け止めたり、パートナーを理解しようと努力する方法です。パートナーを尊重し、認めるほど、離婚の危険性が低くなります。

②自分の考えを伝えようとする

自分の考えを伝えようとする努力はとても大切です。自己主張は否定的にとられる場合もあるかもしれませんが、この方法でお互いの結婚満足感は高くなります。

③ユーモアを使う

口論や喧嘩の最中でもユーモアを使える夫婦は、結婚生活続ける可能性が高くなります。

④夫婦二人で行う肯定的な対処

パートナーの対処を手助けしたり、二人でストレッサーに対処いたり、パートナーの負担を引き受けたりする方法は、夫婦の満足感を向上させます。

最後に

いかがでしたでしょうか。離婚可能性が高まる行動や傾向を理解し、避けることで離婚を未然に防ぐことができると思います。

そのためにも、自分の安定度を高めることや、精神的な余裕を持つことがとても大切になります。

離婚を防ぐコツについてもご紹介しました。自分やパートナーができているかどかチェックしてみてください。その際、相手を批判的にみたり、相手のせいだとすると、せっかくの知識やチェックが逆効果になってしまいます。

相手ではなく、自分の言動のチェックにとどめるのが良い使い方になると思います。

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