依存症・アディクション・嗜癖行動のカウンセリング

依存症のカウンセリングについてご紹介します。

依存症とは

依存症とは、日常生活に支障をきたす程度にお酒やドラッグ、ギャンブルや買い物などにのめり込み、自分の意思や力ではどうにもできない状態になることを言います。

物質依存と精神的な依存について

物質依存でとても身近にあるものとしては、アルコールが挙げられます。その他に違法ドラッグやニコチンなども代表的なものとしてあげられます。カフェインも、日常生活に障害されないことが多いかもしれませんが、依存対象として考えられるものです。

また精神的な依存対象としては、ギャンブルや買い物、セックス等の性依存やネットなどが挙げられます。ネットの普及は、世の中を便利なものにしている反面、依存性が強く悪い影響を及ぼしていることがあります。中高生などの子どもたちへのその影響は甚大です。モノを盗む窃盗症、窃視症などの性的な嗜癖行動なども精神的な依存として考えられます。

依存症の原因

原因については現在も研究が行われていますが、いくつかの代表的な説を紹介します。

遺伝:双生児研究でも二卵性より一卵性の方が依存症の一致率は高く、またアルコール依存の親を持つ子もまたアルコール依存になりやすいことが報告されています。

環境要因:過大なストレスにさらされることがきっかけで依存症になることがあります。最初は気晴らし程度だったものが、使用量が増大していき気づくと手放せなくなるという循環です。

心や精神の脆弱性:うつや不安障害などと併発しているケースや、自暴自棄な心性などが影響していることもあります。

依存症のケアについて

アルコールやドラッグなど、命を脅かすほどの重大な影響が身体にあるときは特に、入院治療など専門のケアをしっかり受ける必要があります。しかし、依存症は入院や服薬だけで完治するものではありません。家族や友人などの周りのサポートがとても重要です。また、同じ課題をもつ依存症患者の集まりへの参加などから力強いサポートを得ている方も多くいらっしゃいます。

依存症のカウンセリング

カウンセリングでは、ストレスへの対処法の構築や依存対象に頼る以外の方法をともに検討したり、人間関係や過去の傷つきやトラウマからの回復、将来の展望などをともに検討したりします。動機づけ面接法を用いて依存症と向き合う心構えを強化したり、認知行動療法、行動療法、セルフコントロールなどを教示しスキルが得られるようにしていきます。