苦手な人との接し方と自分の身を守る方法

2019年1月10日

カウンセリングで受ける相談の内容としては、人間関係のことがとても多いです。

特に人との接し方や距離の取り方に課題を感じている方が多くいらっしゃる印象です。

世の中には価値観の異なるいろんな人がいるわけですから、社会に出て生活していくと、合わない人、苦手な人、嫌いな人がでてきて当然です。

そんな人ともうまく付き合っていったり、やり過ごすことができればいいのですが、うまくいかずに生活に支障をきたすに至ることがあるわけです。

そんなテーマにカウンセリングや心理学はどのように貢献できるのでしょうか。そのことについて書いてみました。

ちょうどいい距離感とその作り方

人との距離感について最初に考えてみます。

人によって、ちょうどよいと感じる距離感は違います。

人との距離感を考えるとき、例えば自分を家だというふうにイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

まったく知らない赤の他人を家に入れることはないでしょう。

友人ならリビングまでならOK。恋人や家族は寝室まで入っても大丈夫。

このように人によって、立ち入ってもよい領域がそれぞれ異なります。

この領域や境界があいまいだったり、不本意に侵入されたりするとちょうどよい距離がとれていないということになります。

逆に自分から距離を取りすぎて入ってこれないようにしている人もいます。

相手の問題と自分の問題を分けて考えることも必要になる視点だと感じます。

人との距離感に悩みがあるという人はたいてい一定のパターンがあります。

距離が近すぎてしんどくなる、距離が遠すぎて関係が築けない、すぐ自分の大切な領域に侵入されちゃう、など、自分がどのパターンなのかを考えてみることは有益なことだと感じます。

ではどうすればちょうどよい距離で人と付き合っていけるのでしょうか。

そして、カウンセリングや心理学がどのように貢献できるのでしょうか。

嫌な人から身を守る方法

身を守る方法の第一段階は境界と領域を意識することです。

少し説明すると、相手との境界、物理的な距離、心理的な隔たりなどを意識して、自分の領域と相手の領域を区別する、というとです。

ポイントは、心理的にも物理的にもその両方の視点から境界と領域を意識することだと考えています。

このことを実際にカウンセリングの中でワークしたりするととても効果を感じられると思います。

次に身体レベルの反応に対処することです。

嫌な人と関わっているいるとき、身体はどのように反応しているか見てみてください。

心臓がドキドキしているかもしれません。皮膚にかゆみやチクチクする感覚がある人もいます。

お腹や胸のあたりが重く感じるかもしれません。

そんな身体の反応に、落ち着きを取り戻すように対処していきます。

それには、リラクゼーションスキルがとても役に立ちます。

次にイメージの力と想像力を味方につけましょう。

たとえば、自分自身が守られるように身体のまわりに薄い膜が張られているようにイメージしてみてください。

その中では安全が保たれるというそんな防御の膜です。

また、相手にも親や愛したり愛されたりする人間関係があるんだろうと想像すると嫌な感情も多少軽減するかもしれません。

次に少し長期的な視点になりますが、コミュニケーションスキルについても考えていこうと思います。

コミュニケーションのスキルを上げる

アサーティブなコミュニケーション、具体的には、自分も相手も尊重して会話を重ねていくこと、誤解のないように上手に気持ちや考えていることを伝えていくスキル、人の話をしっかり聴くスキル、これらのスキルは日常生活や人間関係を築いていくうえで役に立つものです。

スキルは得られるものですし、トレーニングで上手くなります。意識するだけでも違うでしょう。

やっぱり影響する自己肯定感

人間関係がうまく築けないという方の中には、トラウマや傷つき体験、子どもの頃の家族関係などに影響を受けていることがあります。

そのような経験からくる低い自己肯定感は様々な人間関係に影響します。

そうなると小手先のテクニックや工夫では対処できないこともあるかもしれません。トラウマ治療や深い傷つき体験からの回復や癒しが必要でしょう。

日本カウンセリングオフィスでできること

トラウマや家族をしっかり扱い、改善していくということが日本カウンセリングオフィスの目指していることです。

そのためにリラクゼーションスキルの構築やエモーション・フォーカスト・セラピーなどを用い回復と癒しと成長を進めていきます。

ぜひ一度、日本カウンセリングオフィスにご相談ください、。