育児ストレスについて解説します
出産後2年以内の離婚率が高いことをご存知でしょうか。
それだけ様々な負担があり、夫婦関係の変化がたくさんあります。
その中でも要因として大きい育児のストレスについてお伝えしていきます。
どうしようもないイライラに悩まされているママやパパは、まず何が原因なのか考えてみることが克服に役にたちます。
おそらく原因は複数あると思います。
その一つ一つを分けて認識するだけでも対処にとても役に立つでしょう。
対策としては、
- 状態や状況を把握し、適切なストレス対処法をとること
- 感情面の対策をしっかりとること
などが具体的な解決策として挙げられます。
まずは、育児ストレスの原因について見ていくことにしましょう。
問題解決のためにも必要な情報だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
育児ストレスの種類
育児のストレスは大別すると以下のようにまとめられます。
- ママの体調やパーソナリティからくるストレス
- 子どもが原因のストレス
- 夫やその他の環境から生じるストレス
課題解決のためには、原因を仮定して、その対策を試して、修正を繰り返すことです。
ママの体調やパーソナリティからくるストレス
例えば、
- 身体の疲れや睡眠不足がある
- 自分の自由がない など。
ママは、産後のホルモンなどの体調変化に加え、24時間態勢の育児などから、強いストレスを受けます。
また、理想と現実のギャップに苦しむママも多くいらっしゃいます。
出産前はバリバリ仕事をしていたママは、これまでの職業人としてのアイデンティティの喪失や社会との接点のなさにストレスを感じることもあります。
ママがこれらの心理的なストレスを感じやすいパーソナリティの場合はより注意が必要になります。
子どもが原因のストレス
生まれたばかりの子どもは、24時間関係なく、泣き、そして要求してきます。
親の状況や状態にはお構いなしなわけで、とってもストレスフルです。
乳児期以降もコミュニケーションが100%とれるわけではありません。何か訴えているけど分からない。お互いにストレスがかかります。
子どもに対するコントロール不可能感は、意外と大きな負担になります。
子どもの発達に関する懸念も見逃せません。
周りと少し違うだけでも親は心配します。
その不安や心配は子どもを大切に思うがためなんですが、過度な心配はお互いに悪影響を及ぼすことも多々あります。
パートナーやその他の環境から生じるストレス
環境から生じるストレスには以下のようなものがあります。
- 必要なときに子どもを預かってくれるところがない
- 子どもが遊べるところがない
また、夫または妻の育児態度に対する不満も強いストレス状態を生みます。
育った環境やお互いの価値観の違いなどが背景にあるので、とても根深いものがあります。冷静でオープンな話し合いが不可欠ですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
一つ一つはなんとか対処できるストレスでも、重なると一筋縄ではいかないこともあります。
そのために、一つ一つを分けて、その一つ一つに対策をとっていく必要があります。
知識や情報は活用するためにあります。ぜひ、今回の内容を課題解決に活用いただきたいと思います。
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